佐賀県のイカの町、呼子(よぶこ)。創業120年の老舗、いかしゅうまいや干物で有名な木屋(きや)。
過去に木屋のいか塩辛を紹介したが、今回はいかとんびの塩辛を紹介。
呼子(よぶこ)といえば新鮮なイカが有名だが、近年のイカ不漁により今回の塩辛はモロッコや中国産。がっかりすることなかれ。「世界は海で繋がっている。魚のことを熟知し、料理出来る人が居ればどこの魚も美味しい」と、カナダの日本食レストランで働いていた時の師匠に言われた言葉を思い出した。
さあ、実食。
あ、その前にイカのとんびとは?
いか1杯に1つしか取れない珍味
「いかとんび」とは、いかのくちばし部分のことを言います。
いかのくちばしは鋭く鳥のとんびのくちばしに似ているところから名づけられました。
https://www.e-otsumami.jp/smp/item/lb-058.html
漁業が盛んな地域では、お土産屋でも最近みるようになったので知っている方も多いでしょう。
とんびをさらに細かく切っていて、シャキッシャキッのコリコリで食感最強。貝みたいな食感。
味はタコやホタテの塩辛のように水飴トロトロ系の甘めで、豆板醤が入っていて少し辛みもある。
とんびを1個そのまま食べてみたかった気もしたが、おそらく大き過ぎるのだろう。
甘めで食べやすいので、万人受けすると思う。個人的にはしょっぱい系のとんびも食べてみたいな、と感じた。
通販で手に入るので是非。