「白造りとは?」自分のためにも今一度おさらい。
白造りとは、いかの皮を除去していかの身の良いところだけを使用した塩辛。
肝が入っている入ってないは関係ない。皮をむいているか、むいてないか。
白造り、赤造り、黒造りの違いは、大日本水産会の魚食推進センターの説明が分かりやすい。大日本水産会は、魚食普及活動と水産物消費拡大に向け取り組む一般社団法人。
白作り
刺身のように皮をむいた白いイカと肝をあえて作った塩辛です。肝を入れず麹で作る場合もあります。
赤作り
皮をむかずに肝をあえて作った塩辛です。
黒い皮がチラホラ見えてますね。イカはゆでたお湯が赤~紫色になりますが、これは皮の収縮胞から出た色素。皮を入れた塩辛は白作りよりも赤っぽくなるのです。
黒作り
墨袋もそのまま使った塩辛で、富山が有名です。皮は剥いたり剥かなかったり。
https://osakana.suisankai.or.jp/s-preserved/6495
さて白造りのお味は。柔らかいのちジュワ~。ダシ風味の味が効いてる。中甘中濃でご飯のお供にぴったり。
かねきちは大正10年創業の100年以上の歴史を持つ神奈川のこうじ製造元。
糀以外にも梅干、塩辛、金山寺みそ等、糀屋ならではのノウハウを元に、各種製造および販売をしている。
塩辛も糀入りが有名なようなので、次回は糀入りを試したい。